守護奉行(読み)しゅごぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「守護奉行」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐ぶぎょう‥ブギャウ【守護奉行】

  1. 〘 名詞 〙 室町幕府初期の職名。「武家名目抄」はその職掌につき、守護の交替任命などのことをつかさどったと解説しているが、所見史料は後掲の「花営三代記」の記事のみで、その具体的職掌は明確ではない。
    1. [初出の実例]「守護奉行右筆、斎藤右衛門入道」(出典:花営三代記‐応安四年(1371)一〇月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android