精選版 日本国語大辞典「職掌」の解説
しき‐しょう ‥シャウ【職掌】
〘名〙
※三代格‐四・弘仁九年(818)三月二八日「応レ置二職掌二人一事〈並令二把笏一〉」
※皇太神宮儀式帳(804)「一職掌雑任
三人」

※東大寺続要録(1281‐1300頃)拝堂篇「先例拝二職掌一廿人也」
しょく‐しょう ‥シャウ【職掌】
〘名〙
① 担当の職務、また役目。また、その担当者。
※十七箇条憲法(604)「十三曰、諸任官者、同知二職掌一」
※太平記(14C後)二四「院司公卿以下有限之職掌(ショクショウ)等、悉以可レ令二恭行一之由有二其聞一」
② 寺院に隷属する俗役。
※醍醐寺新要録(1620)「醍醐座主御拝堂式〈略〉職掌二人〈友行・清友〉、着冠・赤狩衣、捧二白杖一」 〔晉書‐楽志下・伯益〕
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