安ピアス鉱(読み)あんピアスこう

最新 地学事典 「安ピアス鉱」の解説

あんピアスこう
安ピアス鉱

antimonpearceite

鉱物の一種。安ピアス鉱は最近では雑銀鉱-Tac(polybasite-Tac)と表される。化学組成式もかつては(Ag, Cu)16(Sb, As)2S11と表されたが,最近は[(Ag, Cu)6(Sb, As)2S7][Ag9CuS4]と表される。三方晶系(擬六方晶系),空間群,格子定数a0.740~0.760nm, c1.186~1.206,単位格子中の分子数1。ピアス鉱-雑銀鉱グループ。雑銀鉱はポリタイプ。色:暗深紅色の内部反射を伴う黒色,亜金属光沢,反射能16~30%(470nm),10~25(546),7~23(589),4~23(650)。擬六方の薄板状結晶,劈開なし,硬度3,比重6.33~6.35(測定値),6.40(計算値)。熱水性鉱脈鉱床から銀鉱物紫水晶などと産出。原産地は不明。日本では静岡県清越鉱山,新潟県佐渡鉱山から産出。参考文献Bindi et al.(2007) Am. Min., Vol.92: 918

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