安井敬七郎(読み)ヤスイ ケイシチロウ

20世紀日本人名事典 「安井敬七郎」の解説

安井 敬七郎
ヤスイ ケイシチロウ

明治・大正期の化学技術者



生年
安政2年(1855年)

没年
昭和3(1928)年

経歴
代々仙台藩医を務める家に生まれる。上京後、ワグネルについて化学を学ぶ。明治11年日本初の筆記用インキを製造丸屋商社(のち丸善)から発売。一時丸善に入社したが、のち神戸にソース工場を設立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安井敬七郎」の解説

安井敬七郎 やすい-けいしちろう

1855-1928 明治-大正時代の化学技術者。
安政2年生まれ。家は代々陸奥(むつ)仙台藩医。藩校養賢堂でまなんだのち上京,ワグネルについて化学をおさめる。明治11年日本初の筆記用インキを製造,丸屋商社(のちの丸善)から発売する。丸善に一時入社し,のち神戸にソース工場を設立した。昭和3年死去。74歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android