安撫(読み)あんぶ

精選版 日本国語大辞典 「安撫」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぶ【安撫】

  1. 〘 名詞 〙人民を)安んじなだめること。満足するように、かわいがり大切にすること。
    1. [初出の実例]「貧民を安撫し廃亡を挙げ」(出典:報徳記(1856)一)
    2. [その他の文献]〔李洞‐送安撫従兄夷偶中丞詩〕

安撫の補助注記

「忠義水滸伝解‐一八回」に「安撫 ヲチツカスコトナリ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android