安撫(読み)あんぶ

精選版 日本国語大辞典 「安撫」の意味・読み・例文・類語

あん‐ぶ【安撫】

  1. 〘 名詞 〙人民を)安んじなだめること。満足するように、かわいがり大切にすること。
    1. [初出の実例]「貧民を安撫し廃亡を挙げ」(出典:報徳記(1856)一)
    2. [その他の文献]〔李洞‐送安撫従兄夷偶中丞詩〕

安撫の補助注記

「忠義水滸伝解‐一八回」に「安撫 ヲチツカスコトナリ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android