安治川北一丁目(読み)あじかわきたいつちようめ

日本歴史地名大系 「安治川北一丁目」の解説

安治川北一丁目
あじかわきたいつちようめ

[現在地名]此花区西九条にしくじよう一丁目

安治川右岸に位置し、北は西九条村。東はさか川に架かる蘆分あしわけ橋によって安治川上あじかわかみ二丁目(現福島区)と結ばれる。元禄元年(一六八八)町割がなされた新地で、堂島どうじま新地二〇町の一。貞享元年(一六八四)開削された安治川の旧名しん川にちなんで新川北一丁目と称していたが、元禄一一年同川の改名に伴って町名改称された。大坂三郷天満組に所属。元禄一三年三郷水帳寄帳によると屋敷数一九・役数一九役で、うち年寄分一役が無役。藤井善八覚書(大阪市史編纂所蔵)によると、永代地子屋敷で斗代は二石、八ツ物成を一石六〇匁替の銀納。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 堂島 免除

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む