朝日日本歴史人物事典 「安達喜之」の解説
安達喜之
江戸中期,和泉国(大阪府)堺の人。寛延1(1748)年に『金魚養玩草』を著した人物。同書はわが国初の金魚飼育の手引き書。金魚の良否,雌雄などの識別法,飼育法,治療法などを解説している。金魚は室町末期に中国から渡来したもので,この本の書かれた当時,愛玩飼育が一般的になっていた。<著作>『金魚養玩草』(江戸古典叢書44巻)
(伊藤康宏)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(伊藤康宏)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...