宗知宗(読み)そう ともむね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗知宗」の解説

宗知宗 そう-ともむね

?-? 鎌倉時代武将
対馬(つしま)(長崎県)宗氏の祖とされる。平知盛(とももり)の3男で,平氏滅亡の際九州にのがれ,少弐資頼(しょうに-すけより)にみいだされ,乳母の姓をとり惟宗(これむね)と称したという。幼名は鬼王丸。子の重尚(しげひさ)が対馬にわたり地頭代となる。最近の研究では,宗氏の祖は対馬の在庁官人惟宗氏とされ,知宗,重尚の実在疑問視されている。幼名は鬼王丸。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android