定数割れ(読み)テイスウワレ

デジタル大辞泉 「定数割れ」の意味・読み・例文・類語

ていすう‐われ【定数割れ】

一定数量に達しないこと。特に、選挙で、立候補者数や当選者数が議席数よりも少なくなること。

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共同通信ニュース用語解説 「定数割れ」の解説

定数割れ

議員選で、立候補者数が定数に満たないまま無投票当選で確定すること。公選法は市町村議選で、欠員が定数の6分の1を超えた場合、改めて期日を告示し再選挙を行うよう定めている。2018年の群馬県昭和村議選では定数12に対し、9人しか立候補せず、欠員3人の再選挙を実施した。欠員が定数の6分の1を超えなかった場合、首長選と同時に選挙を実施し欠員を補うことができる。長野県岡谷市議選では、立候補者が1人足りず市制施行以来初の定数割れとなった。

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