宜しく(読み)ヨロシク

デジタル大辞泉の解説

よろしく【宜しく】

[副]《形容詞「よろしい」の連用形から》
ちょうどよいぐあいに。程よく。適当に。「宜しく取り計らってくれ」「今ごろあの二人は宜しくやってるよ」
人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える語。「宜しく御指導下さい」「宜しくお願いいたします」
「よろしくお伝えください」の意で、別の人への好意を伝えてもらうときに用いる語。「お父さんに宜しく
《「宜」の漢文訓読語から》(「よろしく…べし」の形で)当然。ぜひとも。「宜しく一層の勉学に励むべし」
上の内容を受けて、いかにもそれらしく、の意を表す。「喜劇俳優宜しくおどけてみせる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

よろしく【宜しく】

( 副 )
〔形容詞「よろし」の連用形から〕
適当に。うまい具合に。 「彼のことだから、どうせ-やっているだろう」
相手に便宜をはからってもらうときなどに、適切な配慮を願ったり期待したりして言う語。また、そういう気持ちをこめて言う挨拶語あいさつご。 「どうか-お願いします」 「 -お引きまわしのほど」 「今後とも-」 〔「 …によろしく(お伝えください)」などの形で、その場にいない人への好意を伝えてもらうよう依頼する挨拶の言葉としても用いられる。「どうかみなさまにも-」〕
〔漢文訓読に由来する語〕 (下に「べし」を伴って)当然。ぜひとも。 「この際-人心の一新をはかるべきだ」
他の語句に付いて、その内容を受け、あたかも…らしく、の意を表す。 「歌舞伎役者-大見得を切る」

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