精選版 日本国語大辞典 「宝は身の差合せ」の意味・読み・例文・類語 たから【宝】 は 身(み)の差合(さしあわ)せ 財宝は困ったときや急場の用にあてることができるものだ。宝は持っていると身を救うものとなる。[初出の実例]「げにやたからは、みのさしあはせといふ、たとへあり」(出典:御伽草子・浦嶋太郎(室町末))「宝(タカラ)は身(ミ)の指合(サシアハ)せだと、残った道具諸式を売ては薬、売ては薬とした所が」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例