実が入る(読み)ミガイル

デジタル大辞泉 「実が入る」の意味・読み・例文・類語

・る

果実がうれる。熟する。実がはいる。
一生懸命になる。身が入る。
一番目より段々狂言に―・り」〈根無草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実が入る」の意味・読み・例文・類語

み【実】 が 入(い・はい)

① 実が熟する。果実がうれる。
※古活字本毛詩抄(17C前)七「穂は出たれども実がならいでつっ立ていたを云ぞ。実か入ればうなだるるぞ」
※談義本・根無草(1763‐69)前「一番目より段々狂言に実(ミ)がいり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android