実が入る(読み)ミガイル

デジタル大辞泉 「実が入る」の意味・読み・例文・類語

・る

果実がうれる。熟する。実がはいる。
一生懸命になる。身が入る。
一番目より段々狂言に―・り」〈根無草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「実が入る」の意味・読み・例文・類語

み【実】 が 入(い・はい)

  1. 実が熟する。果実がうれる。
    1. [初出の実例]「穂は出たれども実がならいでつっ立ていたを云ぞ。実か入ればうなだるるぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)七)
  2. み(身)が入る
    1. [初出の実例]「一番目より段々狂言に実(ミ)がいり」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android