実見売買(読み)じっけんばいばい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「実見売買」の意味・わかりやすい解説

実見売買
じっけんばいばい

商品の売買にあたって、売り手の引き渡すべき現品を買い手がその所在地において実際に点検し、品質を確認したうえで売買すること。小売りの店頭売買は、その典型的なものである。単純、確実な方法として一般に広く利用されるが、売買商品が多数・多量である場合は、点検に手数がかかる。目的物全部を点検する点検売買とともに、現品点検後、特定目的物を限定する選択売買も実見売買に含まれる。

[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む