精選版 日本国語大辞典 「宣く」の意味・読み・例文・類語
のとうま‐く のたうま‥【宣く】
(動詞「のとうぶ(宣)」のク語法「のとうばく(宣━)」の変化したもの) =のたまわく(宣━)
※仮名書論語(室町中)雍也「しののたふまく、中庸のとくたる事、それいたれるかな。たみすくなひ事久し」
のら‐く【宣く】
(動詞「のる(宣)」のク語法) おっしゃること。
※万葉(8C後)一三・三三一八「夕卜(ゆふうら)を わが問ひしかば 夕卜の 吾れに告良久(のラク)」
のとうば‐く のたうば‥【宣く】
(動詞「のとうぶ(宣)」のク語法) =のたまわく(宣━)〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
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