宣命を含める(読み)センミョウヲフクメル

デジタル大辞泉 「宣命を含める」の意味・読み・例文・類語

宣命せんみょうふく・める

事情をよく言い聞かせて納得させる。因果を含める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宣命を含める」の意味・読み・例文・類語

せみょう【宣命】 を 含(ふく)める

  1. 事のわけをよく言ってきかせる。因果をふくめる。せんみょうを含める。
    1. [初出の実例]「能く能くせめうを含めつつ、鶴を放ち給ふなり」(出典:御伽草子・鶴の草子(有朋堂文庫所収)(室町末)上)

せんみょう【宣命】 を 含(ふく)める

  1. 事のわけをよく言って聞かせる。因果を含める。せみょうを含める。
    1. [初出の実例]「人をそしるやうなこといましめて夜半ほどまでせんみゃうをふくめたぞ」(出典:玉塵抄(1563)一)

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