夜半(読み)ヤハン

デジタル大辞泉 「夜半」の意味・読み・例文・類語

や‐はん【夜半】

夜中。「夜半から風雨が強まる」
[類語]夜中真夜中深夜夜更け深更ミッドナイト小夜さよさりよい暮夜ぼや夜間夜中やちゅう夜分やぶん夜陰やいん夜半よわナイト

よ‐わ〔‐は〕【夜半】

よる。よなか。やはん
[類語]小夜さよさりよい暮夜ぼや夜間夜中やちゅう夜分やぶん夜陰やいん夜中よなか夜半やはんナイト

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精選版 日本国語大辞典 「夜半」の意味・読み・例文・類語

や‐はん【夜半】

  1. 〘 名詞 〙 よなか。まよなか。よわ。夜中(やちゅう)
    1. [初出の実例]「則日中淪影、夜半能書」(出典:三教指帰(797頃)中)
    2. 「童神子(わらはみこ)、夜半斗にはかにたえ入にけり」(出典平家物語(13C前)一)
    3. [その他の文献]〔国語‐晉語一〕

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普及版 字通 「夜半」の読み・字形・画数・意味

【夜半】やはん

よなか。唐・張継楓橋夜泊〕詩 姑(こそ)外、山寺 夜聲、客に到る

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