室馨造(読み)ムロ ケイゾウ

20世紀日本人名事典 「室馨造」の解説

室 馨造
ムロ ケイゾウ

大正・昭和期の放射線装置製作技術者



生年
明治21(1888)年9月20日

没年
昭和45(1970)年5月20日

出生地
京都市

学歴〔年〕
京都帝国大学理工科電気工学〔大正3年〕卒

経歴
大正3年島津製作所電気部に入り、電池、電灯電力工事を専任、X線発生装置を研究。5年交流A号・B号X線装置を完成した。8年大阪市に大日本レントゲン製作所を設立し、陸海軍野戦、艦載X線装置を製作、納入。日本における医用放射線装置製作の先覚者

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室馨造」の解説

室馨造 むろ-けいぞう

1888-1970 大正-昭和時代の医用工学技術者。
明治21年9月20日生まれ。島津製作所電気部にはいり,交流X線発生装置を開発。大正8年大日本レントゲン製作所を設立,医用放射線機器を製造した。昭和45年5月20日死去。81歳。京都出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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