宮地一閑(読み)みやじ いっかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮地一閑」の解説

宮地一閑 みやじ-いっかん

?-? 江戸時代中期の尺八奏者。
初代黒沢琴古(きんこ)(1710-71)の高弟。のち琴古の門をはなれ,一閑流の祖となる。門下に池田一枝。同流は初代荒木古童のとき,ふたたび琴古流に合流した。通称は宇右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宮地一閑の言及

【黒沢琴古】より

…18世紀末には一般人の入門も増え,2世琴古は江戸市中に3ヵ所の教授所を持った。初世の高弟宮地一閑(みやじいつかん)が一閑流を称したため,彼の代から琴古流と称する。(3)3世(1772‐1816∥安永1‐文化13) 2世の子。…

※「宮地一閑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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