宮林新田村(読み)みやばやししんでんむら

日本歴史地名大系 「宮林新田村」の解説

宮林新田村
みやばやししんでんむら

[現在地名]大曲市内小友うちおとも 宮林

南東は雄物川を隔てて角間川かくまがわ村、南は中田新田なかたしんでん村、東は雄物川を隔てて藤木ふじき村、北は内小友村に接する。

寛文七年(一六六七)内小友村より分離独立した村で、享保八年(一七二三)の仙乏郡郡境本村支村御高共調帳(秋田県庁蔵)に「当所之儀ハ内小友村御本田畑返り、寛文七年未年より御開仕、本畑ハ内小友村遣シ、出目御高を以御墨印ヲ拝領、別郷ニ罷成、宮林村と申由承り伝候」とある。

宝永二年(一七〇五)の仙北郡村々御黒印高帳(秋田県庁蔵)に「宮林村」とみえ、高三四八石二斗九升(当高二三二石一斗九升三合)はすべて新田とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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