角間川(読み)かくまがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「角間川」の意味・わかりやすい解説

角間川
かくまがわ

秋田県中央部、大仙市(だいせんし)の一地区。旧角間川町は1955年(昭和30)に大曲(おおまがり)市に編入され、大曲市は2005年(平成17)に大仙市となった。雄物(おもの)川と旭(あさひ)川(横手川)の合流点にあり、1905年(明治38)の奥羽線開通までは舟運で栄えた。雄物川河口の土崎(つちざき)と結び、仙北平野の米などを搬出し、土崎からの塩、砂糖海産物を陸揚げした。角間川温泉がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の角間川の言及

【大曲[市]】より

…1954年,大曲町が隣接5村と合体,市制。翌年,角間川(かくまがわ)町を編入。人口3万9922(1995)。…

※「角間川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android