宮野七房村(読み)みやのななふさむら

日本歴史地名大系 「宮野七房村」の解説

宮野七房村
みやのななふさむら

[現在地名]山口市大字宮野上みやのかみの一部

宮野庄(宮野村)を分割した村の一つで、山口盆地の最北部に位置する。北は木戸きど山の大峠おおたおを境に長門国阿武あぶ篠目しのめ(現阿東町)に至り、南は宮野中みやのなか村に接する。山口宰判に属した。

独立した一村としての高付は「注進案」以後であるが、それ以前の「地下上申」でも宮野村中に宮野村四ヵ村が別々に記され、それによると総高一千四八七石余、うち田方が七五町余で一千三四〇石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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