宿輪卓爾(読み)シュクワ タクジ

20世紀日本人名事典 「宿輪卓爾」の解説

宿輪 卓爾
シュクワ タクジ

明治・大正期の水産家



生年
慶応3年11月26日(1867年)

没年
大正15(1926)年5月26日

出生地
肥前国奈留島村(長崎県奈留町)

学歴〔年〕
長崎師範卒

経歴
五島列島の奈留島村で、明治36年漁業組合を設立し、初代組合長となる。キビナゴ漁業の協同化、スルメ加工技術の導入など、離島漁業の振興尽力。また子弟のため奨学金制度を確立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宿輪卓爾」の解説

宿輪卓爾 しゅくわ-たくじ

1867-1926 明治-大正時代の水産家。
慶応3年11月26日生まれ。長崎県五島列島の奈留島村(奈留町)の人。明治36年漁業組合を設立し,初代組合長となる。キビナゴ漁業の協同化,スルメ加工技術の導入など,離島漁業の振興につくす。また,子弟のため奨学金制度を確立した。大正15年5月26日死去。60歳。長崎師範卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android