デジタル大辞泉 「寂び返る」の意味・読み・例文・類語 さび‐かえ・る〔‐かへる〕【▽寂び返る】 [動ラ四]ひっそりと静まりかえる。「夜すでに深ければ、さしもせき合ひつる城中―・りて」〈太平記・二九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寂び返る」の意味・読み・例文・類語 さび‐かえ・る‥かへる【寂返】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 まったく静かになる。さびしくひっそりとする。[初出の実例]「京中は忽にさびかへり、嵐の後の木葉の如く、己が様々散行ば」(出典:太平記(14C後)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例