…1年のうち最も重大な興行であった。江戸では新座組が定まり,10月17日の夜〈寄初(よりぞめ)〉の式が,楽屋3階または芝居茶屋の2階で開かれた。中には同じ座に居すわる役者もあり,これを〈重年(ちようねん)〉〈居なり〉と称えた。…
※「寄初」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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