…1年のうち最も重大な興行であった。江戸では新座組が定まり,10月17日の夜〈寄初(よりぞめ)〉の式が,楽屋3階または芝居茶屋の2階で開かれた。中には同じ座に居すわる役者もあり,これを〈重年(ちようねん)〉〈居なり〉と称えた。…
※「寄初」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...