密度検層(読み)みつどけんそう(その他表記)formation density logging

最新 地学事典 「密度検層」の解説

みつどけんそう
密度検層

formation density logging

放射能検層一種で,γ-γ線検層とも。γ線源検出器からなるゾンデを孔中に挿入し,地盤中で散乱・透過したγ線強度を測定する。γ線源から放出されたγ線は地層中の電子に衝突して散乱する(コンプトン散乱という)が,検出器に入るγ線強度を測ることにより電子密度,すなわち地層密度を知ることができる。実際使用される検層器のソンドはアームで坑壁に押しつけられ,また坑壁条件を補正するための検出器を線源より長短間隔に2個有している。これをデュアルスペーシング型(dual-spacing formation density logging device)という。γ線としては137Csや60Coなどが用いられる。

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参照項目:放射能検層

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「密度検層」の意味・わかりやすい解説

密度検層
みつどけんそう
formation density logging

線源から放出され,岩石内で散乱したのち検出器に入ってくるガンマ線 (γ線) の強度を測定することによって,岩石層の密度を推定する検層法。コンプトン散乱により検出器に入射するγ線の強弱は地層の電子密度に比例し,この電子密度は地層の密度の関数となる。したがって,このγ線の検出から地層の密度が求められる。

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世界大百科事典(旧版)内の密度検層の言及

【物理検層】より

…地層の弾性波速度はそれ自体地層の重要な物性であるが,これから地層の孔隙率を推定することもできる。(2)密度検層 放射線源からのγ線の散乱が地層の電子密度に比例する現象(コンプトン散乱)を利用して岩石の密度を調べる。密度検層の結果も,音波検層と同様地層の孔隙率を知るのに役だつ。…

※「密度検層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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