富永源六(読み)トミナガ ゲンロク

20世紀日本人名事典 「富永源六」の解説

富永 源六
トミナガ ゲンロク

明治・大正期の陶芸家 佐賀県議。



生年
安政6年2月7日(1859年)

没年
大正9(1920)年2月5日

経歴
嬉野村内野山の磁器を明治28年に振興。染付、上絵付を出し、源六焼と称された。32年佐賀県議。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永源六」の解説

富永源六 とみなが-げんろく

1859-1920 明治-大正時代の陶芸家。
安政6年2月7日生まれ。佐賀県嬉野(うれしの)の磁器産業の衰微をみてその振興に尽力。染め付けなどの研究をかさね,源六焼といわれる独自の磁器をつくった。明治22年嬉野村長,32年佐賀県会議員となった。大正9年2月5日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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