富良野ラベンダー(読み)ふらのらべんだー

事典 日本の地域ブランド・名産品 「富良野ラベンダー」の解説

富良野ラベンダー[花卉類]
ふらのらべんだー

北海道地方、北海道の地域ブランド。
主に富良野市・上富良野市・中富良野市・南富良野市などで生産されている。ラベンダーは地中海沿岸地方原産のシソ科小低木で、1948(昭和23)年頃より生産が始められ、現在、ようてい・はなもいわ・濃紫・おかむらさきの4品種が代表的品種として知られる。合成香料や輸入香料により一時生産が落ち込むが、旧国鉄のカレンダーの紹介やドラマ「北の国から」放映の影響などから人気となった。花の見頃は7月の中旬頃で、同期間にはラベンダー祭りなども開催される。ラベンダーの香りには精神を和らげる効果があるとされ、ラベンダーオイルとして入浴やマッサージに広く利用されている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android