濃紫(読み)コムラサキ

デジタル大辞泉 「濃紫」の意味・読み・例文・類語

こ‐むらさき【濃紫】

濃い紫色赤みが少なく、ほとんど黒または紺に見える紫色。三位以上のほうの色などに用いた。深紫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「濃紫」の意味・読み・例文・類語

こ‐むらさき【濃紫】

  1. 〘 名詞 〙 濃く黒みがかった紫色。昔、三位以上の袍(ほう)の色などに用いた。
    1. [初出の実例]「きみこずはねやへもいらじこ紫我元結に霜はおくとも〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋四・六九三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「濃紫」の読み・字形・画数・意味

【濃紫】のうし

こむらさき。

字通「濃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android