寒凪(読み)かんなぎ

精選版 日本国語大辞典 「寒凪」の意味・読み・例文・類語

かん‐なぎ【寒凪】

  1. 〘 名詞 〙 寒中、空が晴れわたり、風もなく、波も穏やかなこと。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「寒凪の夜の濤一つ轟きぬ」(出典:華厳(1939)〈川端茅舎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android