寝足(読み)ねたる

精選版 日本国語大辞典 「寝足」の意味・読み・例文・類語

ね‐た・る【寝足】

〘自ラ五(四)〙 眠気が全くなくなるまで十分に眠る。ねたりる。
俳諧・新続犬筑波集(1660)一「此中はねたらぬ春の朝な朝な ほほうとのみやきなくうぐひす〈一雪〉」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「其れで睡足(ネタ)るかと思へば、夜は八時頃からこくりこくり」

ね‐た・りる【寝足】

〘自ラ上一〙 =ねたる(寝足)
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三「少し眠足(ネタ)りないが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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