精選版 日本国語大辞典 「寵き傅く」の意味・読み・例文・類語
いつき‐かしず・く‥かしづく【寵傅】
- 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 たいせつにして養い守る。手厚く扱い、目をかける。
- [初出の実例]「おぼえやむ事なくおはするが宮腹に、ひとりいつきかしづき給ふ御心おごりいとこよなくて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀)
- 「鼠蛙をしゃうじて、いつきかしづきもてなす事きはまりなし」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)中)
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...