寵き傅く(読み)いつきかしずく

精選版 日本国語大辞典 「寵き傅く」の意味・読み・例文・類語

いつき‐かしず・く‥かしづく【寵傅】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 たいせつにして養い守る。手厚く扱い、目をかける。
    1. [初出の実例]「おぼえやむ事なくおはするが宮腹に、ひとりいつきかしづき給ふ御心おごりいとこよなくて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀)
    2. 「鼠蛙をしゃうじて、いつきかしづきもてなす事きはまりなし」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む