日本歴史地名大系 「寺の前遺跡」の解説 寺の前遺跡てらのまえいせき 大分県:直入郡荻町新藤村寺の前遺跡[現在地名]荻町新藤標高五三〇メートルの台地上に位置する縄文時代早期から古墳時代に及ぶ遺跡。昭和五五年(一九八〇)発掘調査が行われ、縄文時代早期および後期包含層、同後期竪穴遺構、弥生時代後期住居跡五軒、弥生時代終末期から古墳時代にかけての住居跡一軒が確認された。出土遺物のうち縄文早期の押型文土器は寺の前式土器と命名されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by