射目(読み)イメ

デジタル大辞泉 「射目」の意味・読み・例文・類語

い‐め【射目】

狩りで獲物を射るときに身を隠す設備
「野の上には跡見とみ据ゑ置きてみ山には―立て渡し」〈・九二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「射目」の意味・読み・例文・類語

い‐め【射目】

  1. 〘 名詞 〙 狩りで獲物を待ちぶせて射るために、身を隠しておく所。身を隠すための設備をもいう。
    1. [初出の実例]「是の時、射目(いめ)を立てし処は即ち射目前(いめさき)と号(なづ)け」(出典播磨風土記(715頃)餝磨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android