小佐原(読み)こさはら

日本歴史地名大系 「小佐原」の解説

小佐原
こさはら

[現在地名]飯山市大字小佐原

外様平とざまだいら南端いちくちの北に位置する。長峰ながみね西山麓に枝集落東小佐原ひがしこさはらがある。さら川の西南岸に小山城跡がある。

嘉慶元年(一三八七)信濃守護斯波義将が市河甲斐守頼房に料所として預けた「常岩御牧之内、不動堂分事」の不動堂は、小佐原と山口やまぐち村の境西山際にある字不動ふどう北不動きたふどう・南不動と推測されている(「二宮氏泰奉書」市河文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android