小内田村(読み)こうちだむら

日本歴史地名大系 「小内田村」の解説

小内田村
こうちだむら

[現在地名]赤村内田うちだ

大内田おおうちだ村の南西に位置し、東は戸城としろ山を境に山浦やまうら村に接する。元和八年人畜改帳では大内田村とともに内田村とみえるが、寛永四年(一六二七)の細川忠利判物(三淵文書)に「田河郡山浦・小内田村」とみえ、この頃までに当村と大内田村に分村していたと考えられる。郷村高帳では高六八八石余、うち新田高三四石余。嘉永五年(一八五二)には高五五七石余、家数六〇・人数二三九、馬一・牛三五、神社一、池一がある(「村々手鑑」糸田町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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