釈迦堂(読み)シャカドウ

デジタル大辞泉 「釈迦堂」の意味・読み・例文・類語

しゃか‐どう〔‐ダウ〕【×迦堂】

釈迦の像を安置した堂。京都嵯峨さが清涼寺のものなどが有名。

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精選版 日本国語大辞典 「釈迦堂」の意味・読み・例文・類語

しゃか‐どう‥ダウ【釈迦堂】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 釈迦牟尼像を安置してある堂。京都市の清涼寺、大報恩寺、および比叡山西塔の本堂などが有名。
    1. [初出の実例]「昼は房に居て終日に法花を誦す、夜は当山の釈迦堂に籠て誦す」(出典:今昔物語集(1120頃か)一四)
  2. [ 2 ] 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町にある清涼寺の通称。嵯峨釈迦堂。

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百科事典マイペディア 「釈迦堂」の意味・わかりやすい解説

釈迦堂【しゃかどう】

仏教寺院のうち,釈迦の像を本尊として安置する堂。延暦寺座主(ざす)円澄が9世紀初め西塔に建立したのが初め。清凉寺の釈迦堂は有名。

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