小原良節(読み)おはらぶし

精選版 日本国語大辞典 「小原良節」の意味・読み・例文・類語

おはら‐ぶし【小原良節】

〘名〙 (「おはら」ははやしことば) 鹿児島地方の民謡。昭和八、九年(一九三三‐三四)頃から全国的に流行し、「鹿児島おはら節」というようになった。もとは、日向の「ヤッサ節」が鹿児島郊外の伊敷村原良(はら)に入り「原良節」といわれたのが、鹿児島全体に伝播してから「小原良節」となった。「花は霧島たばこは国分燃えて上るはおはらはー桜島アア、ヨイヨイヨイヤサ」の歌詞有名。「おわらぶし」は別のもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android