国分(読み)こくぶ

  • くにわけ
  • こくぶん
  • 国分/国府

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鹿児島県北東部,霧島市中南部の旧市域。鹿児島湾最奥部にある。 1954年国分町と東襲山村,東国分村,敷根村の3村および清水村のほぼ全域が合体,1955年市制。 2005年溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町の6町と合体して霧島市となった。中心市街地の国分には奈良時代中期に大隅国国分寺が建てられ,のち国府も設置。慶長9 (1604) 年島津義久築城。当時の京都風町づくりが現存する。江戸時代は薩摩藩集落の一つ。製材,木工,焼酎などの在来工業に加えて紡績,縫製,建材などの工場が立地している。台地は畑作地に,天降川 (あもりがわ) と検校川の複合デルタの沖積地は水田となっている。主産業は農業で,米のほか古くからのタバコ栽培は有名。国分たばこは 17世紀の初めにシャム (タイ) から種子を輸入し,耕作を始めたと伝えられ,そののち奄美の砂糖とともに薩摩藩の財政を支えたことで知られる。トマト,キュウリ,ナスなどの育苗や園芸農業,肉牛,ブタなどの飼育が盛ん。国指定史跡の大隅国分寺跡がある。
大阪府柏原市南部の地区。大和川大阪平野に流出する谷口左岸に位置。古代大和への水陸交通の要地をなし,国指定史跡の松岳山古墳(まつおかやまこふん),河岸段丘上には国分寺跡,国分尼寺跡があり,地名もこれに由来する。国宝で日本最古の墓誌とされる,百済渡来人,船王後(ふねのおうご)の墓誌の発見地として知られる。宅地開発が著しい。山麓一帯はブドウ産地

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

正式社名「国分株式会社」。英文社名「KOKUBU CO., LTD.」。卸売業。正徳2年(1712)「大國屋」創業。大正4年(1915)「合名会社國分商店」設立。昭和25年(1950)株式会社化。同46年(1971)現在の社名に変更。本社は東京都中央区日本橋。食品商社。酒類・食品卸の最大手。全国に販売網展開。「K&K」ブランドで自社製品を販売。

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世界大百科事典 第2版の解説

日本中世末の戦国大名間に結ばれた領土協定,また豊臣政権のもとで行われた大名領知の画定知行割呼称戦国争乱は,〈国郡境目相論〉といわれたように,戦国大名間の領土紛争という性格をもっていたから,領土を接し抗争しあう戦国大名が軍事同盟を目的として合従(がつしよう)連衡を行うさい,領土協定は〈国分之無事〉〈国切之約諾〉などと呼ばれ,いわゆる政略結婚養子縁組とならんで,講和成立の不可欠の条件とされた。

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大辞林 第三版の解説

◇鹿児島県霧島市の地名。タバコの産地。
「国分タバコ」の略。
姓氏の一。
姓氏の一。

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