小口城跡(読み)おぐちじようあと

日本歴史地名大系 「小口城跡」の解説

小口城跡
おぐちじようあと

[現在地名]大口町小口

「徇行記」は「此城跡ハ下小口ト中小口ノ間、幼川ノ西岸ニアリ」とし、「寛文覚書」は「今ハ畑ニ成ル」と記すのみで、所在地は突止めがたい。規模について「尾陽雑記」は「東西五十間・南北四十八間、四方二重堀」とするが、「府志」が「在小口村、織田和泉守居此、一曰織田与次郎信康居之」とのみ記すところからみて、「尾陽雑記」の数値にどこまで信がおけるか不明である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android