小山田いく(読み)おやまだいく

知恵蔵mini 「小山田いく」の解説

小山田いく

日本のマンガ家。1956年生まれ、長野県出身。本名は田上勝久(たがみ・かつひさ)。1980年、「12月の唯」が「少年チャンピオン」(秋田書店発行)に掲載され、マンガ家デビュー。同年、出身地の長野県小諸市を舞台にした青春コメディの『すくらっぷ・ブック』を「少年チャンピオン」で連載開始。全11巻のコミックとしても発行された。同作は人気を博してファンも多く、2006年には本人選書で復刊ドットこむから復刊されている。16年3月23日、自宅で亡くなっているのを家族が見つけた。享年59。

(2016-3-29)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android