小島新開(読み)こじましんがい

日本歴史地名大系 「小島新開」の解説

小島新開
こじましんがい

[現在地名]大竹市北栄きたさかえ東栄ひがしさかえ一―二丁目・西栄にしさかえ二―三丁目・南栄みなみさかえ三丁目

木野この川河口の干潟を干拓し、安政元年(一八五四)大竹村から分村して生れた新開村。広島藩蔵入地。天保二年(一八三一)藩の経営により築調が始まり、翌年三月潮留め、同四年に完成した。小島新開に関する覚書(「大竹市史」所収)によれば、総面積一四三町七反。嘉永三年(一八五〇)二月の地詰により畝数九八町七畝一五歩・高六三八・九三六石となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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