デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小平奈緒」の解説
小平奈緒 こだいら-なお
昭和61年5月26日生まれ。伊那西高在学中のインターハイで女子500m,1000mに優勝。平成18年日本学生氷上競技選手権大会でも同種目で2冠。同年全日本スピードスケート距離別選手権大会の1000mで優勝。22年バンクーバー冬季五輪では500mは12位だったが,1000m・1500mともに5位に入賞,穂積雅子・田畑真紀と組んだチームパシュート(団体追い抜き)で銀メダルを獲得した。24年全日本スピードスケート距離別選手権の500m,1000m,1500mで2年連続,3回目の3冠を達成。25年全日本スピードスケート距離別選手権で500m,1000mを制して総合優勝。26年のソチ冬季五輪代表となり,500mで5位入賞,1000mは13位。同年ワールドカップ(W杯)第2戦(ソウル)500mでW杯初優勝,全日本スプリント選手権の4レースすべて1位の完全優勝で総合4連覇。27年W杯26-27年シーズン女子500mで種目別優勝をはたした。相沢病院所属。長野県出身。信州大卒。