小弦・小絃(読み)しょうげん

精選版 日本国語大辞典 「小弦・小絃」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げん セウ‥【小弦・小絃】

〘名〙 弦楽器の細い糸。また、細い糸を張った弦楽器。または、その音。
古事談(1212‐15頃)一「大絃急時者小絃不堪」
※光悦本謡曲・経政(1488頃)「大絃は嘈々として、村雨のごとし扨、小絃は切々として、私語に異ならず」 〔史記‐田敬仲完世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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