村雨(読み)むらさめ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「村雨」の意味・わかりやすい解説

村雨
むらさめ

降り方が激しかったり、弱くなったりする雨をいう。気象用語では驟雨(しゅうう)がこれにあたる。群雨、叢雨、不等雨とも書かれる。地方によっては夕立意味に用いられる。

[篠原武次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の村雨の言及

【雨】より

…雨とは雲中でつくられた雨滴が地表に降る現象であるが,日常生活をはじめ,集中豪雨,雪,台風などの災害や農業・産業との関連を含めて,雨は人間の社会生活に深いつながりをもっている。
【雨の科学】

[雨滴]
 雲粒のうち半径約100μm(=0.1mm)以上の大粒を雨滴と呼んでいる。ただし,半径2~3mmになると,雨滴は分裂するので上限はせいぜいこれくらいである。したがって,雨滴の下限は半径100μm,上限は2~3mmとなる。…

【驟雨】より

…にわか(俄)雨または村雨(むらさめ)ともいい,しとしとと降る地雨に対するものである。比較的大粒の雨が断続的にザーザー強く降る。…

※「村雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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