小揺(読み)こゆるぎ

精選版 日本国語大辞典 「小揺」の意味・読み・例文・類語

こ‐ゆるぎ【小揺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) すこしゆらぐこと。わずかにゆれること。
    1. [初出の実例]「臆病神にさそはれて 居へたる胸も小ゆるぎし 思ひ企つ大謀も 遂にはたさず水の泡」(出典:新体詩抄(1882)シェーキスピール氏ハムレット中の一段〈外山正一訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android