新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「小早川新」の解説
小早川 新
コバヤカワ アラタ
- 肩書
- 元・久山町(福岡県)町長
- 生年月日
- 大正11年1月1日
- 出生地
- 福岡県粕屋郡久山町
- 学歴
- 九州帝国大学法文科〔昭和18年〕卒
- 経歴
- 昭和32年久山町議2期、38年議長を経て、39年から町長に7選。平成4年10月引退。福岡県町村会長もつとめた。九州大学医学部と提携し、全町民が無料で定期検診など健康指導を受ける一方で、研究データを提供する地域医療を進め、生活習慣病の早期発見施策“ひさやま方式”を推進。これを世界保健機関(WHO)が紹介し、内外から注目された。また町全体の96%を市街化調整区域に指定し乱開発を防止。助役制を廃止するなど故土光敏夫・第二次臨調会長から“行革のモデル”とたたえられた。
- 受賞
- 勲三等瑞宝章〔平成5年〕
- 没年月日
- 平成12年2月9日
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報