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内外 ウチソト

デジタル大辞泉の解説

うち‐そと【内外】

内部と外部。ないがい。「家の内外を掃除する」
数量がほぼその程度であること。
「五十年の―何して暮せばとて」〈浮・永代蔵・四〉

うち‐と【内外】

内と外。内輪のことと表向きのこと。
「お恥ずかしながら―のことが不取締勝ちで」〈木下尚江良人の自白
仏教儒教。仏教の側からみていう語。
内外(うちと)の宮」の略。
その前後。ほぼそれぐらい。
「さる程に君は三十が―にて」〈愚管抄・七〉

ない‐がい〔‐グワイ〕【内外】

うちとそと。「学校の内外
国内と国外。「内外の同胞」
数量・時間などを表す語のあとに付いて、その数値に近い意を表す語。前後。くらい。「一週間内外ででき上がる」

ない‐げ【内外】

[名](スル)
内と外。ないがい。
「造り道十余町を見下して―に鳥居を立てたり」〈盛衰記・三三〉
奥向き表向き
「―につけたる執権の臣とぞみえし」〈平家・一〉
朝廷や貴人の家などに出入りすること。
「―許されたる若き男ども」〈・一二〇〉
仏語。内典外典(げてん)また、内教外教(げきょう)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

うちそと【内外】

内と外。うちと。ないがい。 「家の-を見回る」
その程度の数量であることを示す。 「五十年の-何して暮せばとて/浮世草子・永代蔵 4

うちと【内外】

内と外。 「 -に侍さぶらいあり/平家 8
「内外の宮」の略。 「かたそぎの千木は-に変れども誓ひはおなじいせの神風/風雅 神祇
その程度の数量であることを示す。ないがい。 「三町が-の物ははづさずつよう射けり/平家 11
〔内教と外教げきようの意〕 仏教と儒教。

ないがい【内外】

うちとそと。 「建物の-」
国内と国外。 「緊迫した-の情勢」
数量・時間を表す語の下に付いて、だいたいその見当であることを示す。ぐらい。前後。 「一週間-で出発する」 「千円-で足りる」

ないげ【内外】

内と外。 「造道十余町を見下して-に鳥居を立てたり/盛衰記 33
貴人のところに出入りすること。 「今は-も許させ給ひてむとぞ頼み侍りける/源氏 朝顔
奥向きと表向き。万事。 「 -につけて申しければ/盛衰記 19
内外典ないげてん 」に同じ。 「真言を極め-の文の道に足れり/今昔 31

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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