小東村(読み)こひがしむら

日本歴史地名大系 「小東村」の解説

小東村
こひがしむら

[現在地名]富士見町先達せんだつ

先達村東部にあり、甲六こうろく川を境にして東は山梨県である。甲州道(善光寺道)が通っている。神使御頭之日記(守矢氏蔵)の享禄元年(一五二八)の条に「八月廿二日ニ武田信虎堺ヘ出張候テ、蘿木ノ郷ノ内小東ノ新五郎屋敷ヲ城ニ取立候」とあるのを初見とする。享保一八年(一七三三)書上の諏方藩一村限村地図(長野県庁蔵)に「家数弐軒 高四拾石八斗七升三合六勺」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android