小段(読み)コダン

デジタル大辞泉 「小段」の意味・読み・例文・類語

こ‐だん【小段】

段数の少ない、小さい階段
堤防築地ついじ斜面中腹につくる小さな平段。

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精選版 日本国語大辞典 「小段」の意味・読み・例文・類語

こ‐だん【小段】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さい階段。小高い階段。
  3. 堤防の中腹にある段。

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世界大百科事典(旧版)内の小段の言及

【能】より

…しかしこうした変化の一方,世阿弥のころから少しも変わらない面もある。構造面では能本(のうほん)の詞章やその小段(しようだん)構成など,技法面では謡の美を息扱いとリズムの細かな変化に求めることなどがそれである。なお,囃子は,世阿弥のころすでに笛,鼓(つづみ),太鼓(たいこ)が用いられていたが,小鼓(こつづみ),大鼓(おおつづみ)の区別があった確証はなく,現在の囃子の楽型が確認できる資料は,江戸時代初頭のものまでしかさかのぼれない。…

※「小段」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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